キャベツはすごく身近な野菜です。
サラダ、野菜炒めなどなどキャベツを使ったメニューはたくさんありますが、実は知らないこともたくさん。
そんなキャベツにまつわるお話です。
目次
キャベツに含まれる注目の栄養成分
食卓で身近に食べられるいキャベツには、どのような栄養成分が含まれているのでしょうか?
キャベツに多く含まれているのはビタミンC、ビタミンKです。
特にレッドキャベツには、普通のキャベツの1.5倍以上の栄養成分が含まれています。
その他、ビタミンUというちょっと聞きなれない成分も含まれています。
ビタミンUは薬の名前にもある「キャベジン」と呼ばれる成分です。
紫キャベツ、レッドキャベツでは色素成分「アントシアニン」が含まれています。
ポリフェノールの一種です。
あと、大根に多く含まれているジアスターゼも実はキャベツの方が多く含まれています。
でんぷん分解酵素です。
消化を助けくれます。
このようにキャベツには、いろいろな栄養成分が含まれています。
キャベツを食べることで得られる効果
まずはビタミンC。
ビタミンCは野菜の多くに含まれている栄養素で、風邪の予防や疲労の回復などに効果があります。
そして、肌荒れやニキビの改善、美白など美容面でも効果が期待できるでしょう。
続いてビタミンK。
ビタミンKには、血液の凝固促進や骨の形成の効果があります。
特にレッドキャベツには普通のキャベツの1.5倍以上含まれているので、ビタミンC、Kが不足していると感じる方は、レッドキャベツの方がおすすめですね。
紫キャベツ、レッドキャベツに多く含まれているジアスターゼはでんぷん分解酵素。
消化を助け、、胃酸過多、胃もたれや、胸やけなどに効果があります。
キャベツのカロリー
キャベツは、とんかつなどの揚げ物の付け合わせや、焼肉の際によく食べられる野菜で、日ごろからバリバリと食べますよね。
でキャベツって、どれくらいのカロリーがあるのでしょう?
まず千切りで見た場合、10gで2kcal、100gで23kcalと非常にローカロリーです。
揚げ物に付け合わせでキャベツの千切りというのは、理にかなっているのですね。
ざく切りにしても同じようなカロリー量となっています。
生50g分をゆでたものでは、9kcalです。
これならたくさん食べてもカロリーを心配する必要はありませんね。
キャベツの選び方
新鮮なキャベツを選ぶポイントは?
春キャベツの場合
芯の切り口が小さく、巻きのゆるいものが、より新鮮なキャベツの証拠です。
そして葉が鮮やかなグリーンで、全体にツヤとハリがあるキャベツを選びましょう。
冬キャベツ
春キャベツと選び方が違います。
巻きがしっかりと詰まっているもの、持ったときにずしりと重く、かたいものを選ぶのがポイント。
キャベツは1年中出荷される野菜です。
春と冬で選び方が違うので、選び方を知っておくと、いつでも新鮮なキャベツを食べることができます。
旬の野菜を食べたいなら、坂ノ途中の野菜宅配がべんりですよ。
キャベツの保存の仕方
キャベツは涼しいところを好みます。
高温多湿は厳禁です。
これは他の野菜にも言えることですね。
ただし冬場は十分に寒いです。
暖房がかかっていない限り、冷蔵庫に入れて保存しなくても大丈夫。
他の季節は、必ず冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
よりキャベツを長持ちさせる保存方法
芯をくり抜きます。
くり抜いたところに、水を含ませたキッチンペーパーを詰めます。
あとはビニール袋などに入れて保存。
カットしてしまうと、切り口から傷んでしまいます。
外の葉からはがして保存するようにしましょう。
スーパーでのキャベツの値段
キャベツの値段は季節によって異なります。
大体1玉200円~300円くらいで購入できる場合が多いです。
ただし春キャベツの方が、冬キャベツより少し割高傾向にあります。
たくさん使わない場合や、1玉の値段が高いと感じる場合は、2分の1、4分の1などにカットされたキャベツも売られているので、そういったものを選びましょう。
キャベツのおいしい時期
1年中出荷があるキャベツですが、美味しい時期は春と冬です。
柔らかく甘みが多いのは春キャベツ。
シャキシャキとした食感のものを好むなら冬キャベツです。
キャベツを使った簡単料理
キャベツは栄養豊富で、様々な料理に使われます。
簡単でパクパク食べられるのは「やみつきキャベツ」です。
居酒屋のメニューによく見られます。
塩だれやゴマ油、塩などと合わせて和えると、いくらでも食べられてしまう一品です。
あとサラダにしても良いですし、トンカツやハンバーグなどの付け合わせにもおすすめ。
キャベツが主役のロールキャベツもおいしいですよね。