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にんじんの栄養成分や効果、料理法など健康という観点からの人参

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カレーに入れたり、肉じゃがに入れたり、日本ではおなじみの野菜・にんじん。
原産地はアフガニスタンで、江戸時代に東洋種が、明治時代に西洋種が伝わりました。
そんなニンジンについてです。

にんじんについて

にんじんに含まれる注目の栄養成分

にんじんを代表する栄養成分といえば、やはりカロテンです。
オレンジ色にはβーカロテンが詰まっています。

カロテン

実はカロテンという成分の由来にもなっているくらい、にんじんにはカロテンが豊富。
カロテンにはβーカロテンとαーカロテンなどがあるのですが、にんじんには両方含まれています。

βーカロテンには抗酸化作用があり、老化や動脈硬化に有効と言われています。
αーカロテンには強い発がん抑止作用があります。

にんじんのカロテンは体内でビタミンAに変換されるのですが、変換は体が必要な分だけ。
ビタミンAを摂り過ぎると過剰症のリスクもあるだけに、嬉しいですよね。

金時人参は普通のにんじんよりも赤いですが、この赤はカロテンではなくリコピンです。

食物繊維

食物繊維は大きく分けると、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」に分けられますが、にんじんは両方の食物繊維が含まれています。

水溶性食物繊維は、腸内のゴミやコレステロールなどの脂分を包んで外に排出してくれたり、血糖値の上昇を抑えてくれたりする働きがあります。

不溶性食物繊維は、水に溶けにくいわけです。
ですから腸内などで水分を吸収して膨張することで、腸を刺激して便通を促してくれます。

その他の栄養成分

ビタミンC、カリウム、カルシウムなどが含まれています。

にんじんを食べることで得られるであろう効果

にんじんを食べるとどのような効果が期待できるでしょう?

注目のβ-カロテンには、抗発ガン作用や免疫賦活作用、動脈硬化などに効果があると言われ、体内でビタミンAに変換されると、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統をにも。

金時人参に含まれているリコピンは、β-カロテンやビタミンEの何倍もの活性酸素を減らす働きがあるので、デトックス効果が期待できます。

にんじんのカロリー

にんじんは100gあたり37kcalとローカロリーです。
ただ油との相性が良いので、どうしてもにんじんを摂取する時はカロリーが高めになる傾向があります。

成分のほとんどが炭水化物なのですが、意外にも糖質が多いです。
だからあまりたくさん食べると、カロリー過多に。
注意してくださいね。

にんじんの選び方

全体的に赤みが濃くて色が鮮やかで、表皮がなめらかなのが美味しいにんじんです。
そして茎の切り口の軸が小さい方が、芯まで柔らか。
スーパーで見かけたらそのような人参を選びましょう。

切り口が茶色に変色している人参は、収穫から時間が経っています。
あまり新鮮ではありませんね。

4月から7月に出回る千葉・徳島・愛知産の春夏にんじんは、収穫までが早いです。
なので軸の色が緑色の人参が新鮮となります。

基本的に赤、オレンジ色がはっきりとしている人参で、みずみずしいものを選び、黒ずみがあるものは選ばないように。

にんじんの保存の仕方

にんじんは冷蔵、冷凍保存が可能ですが、基本的に冷蔵保存がおすすめです。
湿気に弱いので冷蔵庫に丸ごと保存する場合は、余分な水分を吸い取ってくれる新聞紙などで包んで保存するのがいいでしょう。

エチレンガスをだすりんごと一緒に保存すると、苦みが出てしまうことがあります。
なるべく別々に保存した方がいいですよ。

丸ごと保存するのがベターです。
でも、切って余ったにんじんを保存する場合は、ぴったりとラップで包み込んで冷蔵庫に保存。
なるべく早く、できれば3日-4日位で使い切るようにしてくださいね。

冷凍する場合は、調理しやすい形に切ってから冷凍すると、料理しやすく合理的です。

スーパーでのにんじんの値段

スーパーで必ず見かけるにんじんは、4月から7月と11月12月が旬になります。
なので、この時期ににんじんを購入すると、天候などにもよりますが、3本入りで100円前後くらい。

一般に流通しているほとんどは西洋系の5寸人参です。
いつでもどこでも手に入れれ、比較的値段も安く、庶民的な野菜ですね。

一方、金時人参はお正月の需要が多く、11月から春先にかけて店頭にたくさん並び、西洋人参より少し値段が高くなっています。

五寸にんじんや金時にんじんほかにも、金美・ミニにんじん・紫にんじん・島にんじん・ホワイトにんじんなどああります。

にんじんのおいしい時期

にんじんの旬は4月から7月と11月12月ですが、だいたい年中食べられる野菜です。
その理由は、産地を代えながら出荷されるため。

4月から7月の春夏にんじんは千葉・徳島・愛知県など。
8月10月の秋にんじんは北海道や青森県。
11月12月の冬にんじんは千葉・茨城・愛知県など。

人参の生産量的には、1位が北海道2位が千葉となっています。

にんじんは比較的安価な食材です。
1本あたり100円以上になることは少なく、特に秋から冬にかけてが甘く美味しいですね。

にんじんを使った簡単料理

にんじんは子供にも食べやすく、甘みもあるので、カレーやシチューにピッタリ。

あとにんじんがメインのおかずというのは少ないですが、付け合わせとしてグラッセやサラダ、しりしりという沖縄料理にしても良いですね。

また煮物としてもよく利用されます。
大根やしいたけなどとの相性も良く、炊き込みご飯などにもよく使われる食材です。

人参の料理ポイント

にんじんの栄養は、特にカロテンは表皮の下にたくさんあります。
なので、なるべく皮をむかず、よく洗ってから丸ごと食べたい野菜です。
切るときは不溶性食物繊維を効率よく摂取するために、繊維を切る方向で切りましょう。

あと、葉っぱが付いたにんじんをゲットできたら、てんぷらやお浸しなどで食べてみてください。
ビタミンCやカルシウムが豊富です。
茎は固いので下茹でして、みじん切りにし、チャーハンや味噌汁に入れると美味しくいただけます。

それからにんじんには、特有の「アスコルビナーゼ」というビタミンCを壊す酵素が含まれています。
酢やレモン汁で働きを抑制できるので、サラダなど生で食べるときはお酢やレモン汁を落とすといいですよ。

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