うどんが好きな方は多いと思います。
でもうどんの野菜はネギぐらいで、どうしても野菜が不足がち。
基本的に麺が主役なので仕方ない面はあります。
ということで、うどんで野菜を摂る食べ方についてです。
うどんと野菜
野菜たっぷり温うどん
温うどんに野菜をたっぷり入れて、野菜不足の解消。
例えば、長ネギは温うどんとかなり相性が良いのでおすすめです。
長ネギには独特の臭気がありますが、この臭気こそ硫化アリルという成分を元に、ビタミンB1の吸収率を高める効能があります。
その他、ビタミンA、Cなどが含まれています。
緑の部分と白い部分、どちらも入れると良いでしょう。
風邪にもいいと言われているので、風邪気味の時にも。
にんじんも、温うどんに入れていただきたい食材です。
にんじんには、風邪の予防をはじめ、血圧効果、視力回復、乾燥肌、貧血、冷え症、便秘、美肌、むくみなど美容、健康ともに素晴らしい力が秘められています。
揚げ物トッピング
少しうどんにボリュームを出したい方は、揚げ物のトッピングはいかが。
代表的なのが野菜のかき揚げです。
たくさんの種類の野菜を摂取するにはかき揚げが効果的。
バランスが良く、味やコスト的にも申し分ありません。
わざわざ揚げ物をするのが面倒という方は、スーパーなど市販でも野菜のかき揚げは売っています。
市販の野菜かき揚げはかなりリーズナブルです。
ナスの天ぷらもジューシーでおすすめ。
なすはポリフェノールが豊富で、体内を活性化させてくれ、疲れを解消する効果も。
なすはさっぱりとした味わいなので、うどんにも合いますよ。
レンコンやゴボウの天ぷらは食物繊維が豊富。
便秘の時にも役立ちます。
レンコンはシャキシャキの歯ごたえが食欲をそそり、美味しいですよね。
ゴボウはささがきにして素揚げするとサクッとした食感で、食べやすくうどんにも合います。
ぶっかけうどん
夏はぶっかけうどんがたまりません。
食べるときは、大根おろしをたっぷりと乗せてください。
昔から「大根食べれば医者いらず」という言葉があります。
まさに大根は万能な食材。
少し体調が悪い時には、大根をすって食べるといいですよ。
大根おろしといえば、サンマなどの魚の添え物というイメージですが、ぶっかけうどんに入れうどんと絡めれば食べやすく、大葉と一緒に食べると、さらにサッパリ。
食欲のない夏でもサラっと食べれます。
カレーうどん
子供も大人も大好きなカレーうどん。
一工夫することで、野菜不足を補えます。
まずは玉ねぎ。
カレーにおなじみの玉ねぎをたくさん入れましょう。
玉ねぎは血液をサラサラにし、血糖値を下げる効果があります。
また体内の活性化も促し、デトックス効果も見込めます。
そんな玉ねぎをカレーうどんに、たっぷり入れてみてください。
にんじんもカレーにはよく使われる野菜です。
カレーうどんに入れる場合は、うどんとよく絡むよう細く切りましょう。
意外にもほうれん草がカレーうどんには良く合います。
あまり大きく切ってしまうと存在感がですぎるので、カレーの味を邪魔しない程度に小さめに切るようにしてみてください。
みそ煮込みうどん
冬に温まる味噌煮込みうどんには、キャベツをはじめ、にんじん、玉ねぎをたっぷり投入しましょう。
生野菜を細く切って鍋に一緒に入れて煮るだけ。
シンプルで、たくさん野菜を入れることができます。
変わり種としては、かぼちゃやニラもおすすめです。
かぼちゃを入れる場合は、ドロドロにならないようにレンジでチンしたものを最後に乗せるか、グリルしたものを乗せましょう。
ニラは小さめに切るとお子様でも食べやすいですよ。
鍋焼きうどん
うどんの中でも人気の鍋焼きうどんでは、冷蔵庫の余り野菜をたっぷり入れてください。
大根、ニンジン、白菜、ごぼうなど、特に冬に旬の野菜を入れると、体がポカポカと温まり、野菜不足も解消できて一石二鳥。
特に白菜は淡白で癖がないので、うどんとの相性はバッチリです。